会社選び・費用

MEOは自分でやるか外注するか
判断フローと費用対効果で解説

公開日: 2026.07.20執筆: FACTOR編集部

「MEOはGoogleビジネスプロフィールが無料なんだから、自分でできる」——この言葉、半分は正解で、半分は誤解です。正しくは、始めるのは誰でも無料でできるが、成果が出る水準で続けられるかは別問題。外注すべきかどうかの分かれ目は、知識の有無ではなく「毎週の運用時間を確保し続けられるか」にあります。この記事では、自力運用にかかる時間の実態から、外注が向く店・向かない店、費用対効果の考え方まで、判断フローとして整理します。当社はMEO運用を提供する側の会社ですが、だからこそ「外注しないほうがいい店」も正直に書きます。

自分でやる場合に必要な作業と時間

MEOの作業は、最初の1ヶ月で終わる「整備」と、終わりのない「運用」に分かれます。

フェーズ作業内容時間の目安
初期整備(最初の1ヶ月)オーナー確認、カテゴリ・基本情報の入力、写真の初期投入、NAP統一の確認合計10〜15時間程度
継続運用(ずっと)投稿作成、写真追加、口コミ返信、情報更新、数値確認週1〜2時間(月5〜10時間)

初期整備は、調べながらでも1ヶ月あれば個人で完了できます。問題は継続運用です。週1〜2時間と書くと大したことがなさそうですが、これは「営業中の店を回しながら、毎週、休まず」の時間です。開店前の仕込み、スタッフのシフト調整、発注——優先度の高い仕事に埋もれて、投稿が止まり、口コミ返信が溜まる。3ヶ月後に更新が止まっているプロフィールは、この典型です。

自力運用が向いている店

この条件に当てはまるなら、外注は不要です。まず3ヶ月、自力で回してみてください。

外注が向いている店

費用対効果の計算方法

外注費の相場は一般に月額1〜5万円程度です。判断の物差しは2つあります。

物差し①自分の時間の値段

月10時間を運用に使うなら、オーナーの時間単価が3,000円なら月3万円分の投資です。その時間を接客や商品開発に使ったほうが売上に効く店なら、外注は「支出」ではなく「時間の買い戻し」になります。

物差し②1件の来店の価値

客単価5,000円・粗利率60%の店なら、1来店の粗利は3,000円。月額3万円の外注費は、月10件の増分来店でペイする計算です。自店の数字で「何件増えれば元が取れるか」を出しておくと、業者の提案も冷静に評価できます。

POINT

効果の現れ方は店舗の状況次第ですが、参考値として、当社FACTORの支援店舗では電話タップ385%増、来客150%といった事例があります。重要なのは、こうした数字を「保証」として語る業者を信用しないこと。成果より先に、毎月何をやるか(作業内容)を具体的に説明できる業者を選んでください。

判断フローチャート

  1. 月の集客予算はあるか?——ない→自力でやる(まず3ヶ月)
  2. 発信を続けられた実績があるか?——ある→自力で開始し、3ヶ月後に数値で判断
  3. 過去に自力で止まったか?/激戦区か?——はい→外注を検討
  4. 外注費÷1来店の粗利=必要増分来店数を計算し、現実的な数字か確認
  5. 複数社から作業内容の説明を受け、比較——順位保証をうたう業者は除外

なお、「初期整備だけ自分でやって、続ける部分だけ外注」という折衷案もあります。運用のなかで一番重い「毎週続ける」部分こそが外注の価値だからです。※当社FACTORの運用代行も、この「続ける部分」(投稿・口コミ返信・情報更新・レポート)を軸に設計しています。

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よくある質問

MEOを自分でやる場合、月に何時間くらい必要ですか?
初期整備が終わった後の継続運用で、目安として週1〜2時間、月にすると5〜10時間程度は見ておきたいところです。内訳は投稿の作成、写真の追加、口コミへの返信、情報の更新、数値の確認など。1回あたりは短くても、毎週続くことが負担の本質です。
外注すれば順位が上がることは保証されますか?
保証はされません。順位はGoogleのアルゴリズムが決めるもので、「必ず上位表示」を約束する業者はむしろ危険信号です。外注で買えるのは順位そのものではなく、施策の質と継続です。成果の目安として、当社の支援では電話タップ385%増や来客150%といった事例がありますが、店舗の状況によって結果は異なります。
一度外注したら、ずっと契約し続けないとダメですか?
そんなことはありません。初期整備と運用の型づくりまでを外注し、軌道に乗ったら自社運用に切り替える使い方もあります。契約時に、レポートや運用内容が自社に引き継げる形かを確認しておくと、この選択肢を残せます。長期契約の縛りが強い業者は慎重に検討してください。

まとめ

MEOを自分でやるか外注するかは、「知識があるか」ではなく「毎週の時間を出し続けられるか」で決まります。予算がなく発信が得意なら自力で、止まった経験があり激戦区なら外注を。どちらを選ぶにしても、判断の物差しは同じです。外注費を来店の粗利で割り、必要な増分来店数を自店の数字で計算する。この一手間が、業者選びの失敗も、自力運用の挫折も減らしてくれます。

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F FACTOR編集部

MEO・LLMO・Web集客の支援実績 約50業界・100社超。AI×人の運用で「検索とAIに選ばれる」店舗づくりを支援しています。運営: FACTOR株式会社(東京都豊島区)