登録フォームを順調に進めて、最後の「オーナー確認」で止まる。ハガキを2週間待っても届かない。突然「動画を撮影してください」と言われて手が止まる。あるいは「このビジネスは既にオーナー確認済みです」と表示されて、そもそも先に進めない——。Googleビジネスプロフィール(GBP)登録のつまずきは、この確認ステップにほぼ集中しています。店舗からよく受ける相談を、原因別のQ&A形式で整理しました。
Q1. 確認方法が「動画」しか出てこない
A. 近年は動画によるオーナー確認が主流になりつつあります。選択肢を増やす方法は店側にはないため、動画で進めるのが現実的です。
求められるのは「その場所で実際に事業を運営し、管理していること」を1本の動画で示すことです。一般的には、周辺の目印(通りの看板や隣接店)から店の外観へ、店内の様子、そしてスタッフしか入れない場所やレジ・鍵の開閉といった管理権限の証明、という流れで撮ると通りやすいとされています。途中で切れると撮り直しになるので、撮影ルートを先に歩いて決めてから回すのがコツです。撮った動画は送信前に確認でき、審査には数日かかるのが一般的です。
なお、無店舗型(非店舗型サービス業)の場合は求められる内容が変わります。車両や工具、契約書類など事業の実在を示すものが対象になるため、案内画面の指示を優先してください。
Q2. ハガキが届かない・コードの期限が切れた
A. まず住所表記を疑ってください。ハガキが届かない原因で多いのは、建物名・部屋番号の欠落や、番地の表記ゆれです。GBPの住所は地図のピン位置と郵便物の宛先を兼ねるため、「省略した書き方」が事故のもとになります。
ハガキは一般に到着まで2週間程度かかります。待っても届かない場合は再送をリクエストできますが、確認コードには有効期限がある点に注意してください。届いたハガキを放置して期限切れ、というのは意外に多い失敗です。
ハガキが届かないからといって、同じ店舗を新規で登録し直すのはNGです。重複リスティングが生まれ、後で統合の手間が増えるうえ、口コミが分散する原因になります。既存の登録の確認手続きをやり直すのが正解です。
Q3. 「既にオーナー確認済み」と表示される
A. 誰かが先に確認を済ませています。心当たりを探すのが最短ルートです。よくあるのは、前の経営者、開業時に依頼したホームページ制作会社、退職したスタッフの個人アカウント、の3パターンです。
画面の案内からアクセス権(オーナー権限)のリクエストを送ると、現在のオーナーに通知が届きます。応答があれば権限を譲ってもらえますし、一定期間(一般に1週間程度)応答がない場合は、自分でオーナー確認に進める案内が表示されることがあります。並行して、思い当たる関係者に直接連絡を取るほうが早く解決するケースも多いです。制作会社との契約書にGBPの管理について記載がないか、確認しておく価値もあります。
Q4. 確認したのに公開されない・停止された
A. 品質ガイドラインに触れている可能性を疑ってください。確認完了と公開継続は別の話で、確認後にプロフィールが停止されることもあります。典型的な原因は、店名への余計なキーワード追加(「◯◯サロン 池袋 安い」のような登録)、実態のないバーチャルオフィス住所、カテゴリの不自然な設定などです。
該当箇所を実際の店名・住所に修正したうえで、回復(再審査)のリクエストを送ります。このとき、看板・公式サイト・登記や許認可の情報と表記が一致していることが重要になります。
※余談ですが、オーナー確認や停止で数週間止まったまま当社FACTORに相談へ来られる店舗は珍しくありません。運用支援の最初の仕事が「この詰まりの解消」になることも、実際よくあります。
審査で詰まり続けるときの見直しポイント
何度やっても通らないときは、個別の手続きより「情報の一貫性」を見直すほうが近道です。チェックすべきは次の4点です。
- 店名——看板・公式サイトと一字一句同じか。キャッチコピーや地域名を足していないか
- 住所——建物名・階数まで正確か。公式サイトの表記と揃っているか
- 電話番号——公式サイトに同じ番号が載っているか(実在確認の材料になります)
- カテゴリ——実際の業態と合っているか
審査はWeb上の情報と突き合わせて行われるとみられます。公式サイトやSNSの店舗情報がGBPの入力内容と食い違っていると、それだけで通りにくくなります。先に表記を揃えてから再申請するのが結局の近道です。
よくある質問
オーナー確認にはどれくらい時間がかかりますか?
オーナー確認を業者に代行してもらえますか?
電話やメールでの確認が選択肢に出ません。増やせますか?
まとめ
オーナー確認の詰まりは、動画確認・ハガキ未着・確認済み表示・確認後の停止の4パターンにほぼ集約されます。共通する対処の軸は、表示された方法で進めること、重複登録をしないこと、そして店名・住所・電話番号の表記をWeb上で一致させておくことです。確認はMEOのスタート地点にすぎませんが、ここで数週間失う店は本当に多いです。今日詰まっているなら、まず該当するQの手順から着手してみてください。
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