MEO・マップ集客

MEOのキーワード選定のやり方
地域×業種の掛け合わせと優先順位

公開日: 2026.07.31執筆: FACTOR編集部

結論から書きます。MEOのキーワード選定は「地域×業種」を軸に、「悩み・条件・シーン」を掛け合わせて10〜20個の候補を作り、狙う順番を決める作業です。ツールがなくても始められますし、正解は後からGoogleビジネスプロフィールの検索語句データで答え合わせできます。この記事では、その手順を4ステップで解説します。

キーワード選定がMEOで持つ意味

MEOは検索語句ごとに順位が決まる世界です。「池袋 整体」で3位でも、「池袋 骨盤矯正」では圏外、ということが普通に起きます。つまりどの語句で上位を狙うかを決めないまま運用を始めると、施策の焦点も、効果測定の基準も定まりません

もうひとつの理由は、キーワードがそのままプロフィールの中身を決めるからです。狙う語句が決まれば、ビジネス説明文に何を書くか、どのメニューを載せるか、どんな写真が要るかが逆算できます。選定は運用の前工程ではなく、運用そのものの設計図です。

ステップ1:軸キーワードを洗い出す

まず地域名を付けずに、自店が呼ばれたい言葉を挙げます。3系統に分けると漏れが減ります。

ここで10個も出れば十分です。スタッフに「お客様は何と言って来店するか」を聞くと、管理者が思いつかない言葉が出てきます。予約電話や問い合わせの録音・メモは、キーワードの宝庫です。

ステップ2:地域名のパターンを広げる

地域名は1つではありません。同じ店でも、検索者によって使う地名の粒度が違います。

粒度特徴
市区名豊島区 整体検索数は多いが競合も広域
駅名池袋 整体来店圏と一致しやすい主戦場
町名・エリア名東池袋 整体検索数は少ないが濃い
隣接駅大塚 整体競合が薄ければ狙い目

実際の検索では「近くの整体」のような地名なし検索も多く、この場合はGoogleが位置情報で判定します。地名なし検索に効かせる直接の手段は限られますが、店の実所在地周辺での存在感(口コミ・情報の充実)がそのまま効いてくる、と理解しておけば十分です。

ステップ3:掛け合わせて絞り込む

軸×地域を機械的に掛け合わせると、すぐ50個を超えます。全部は追えないので、次の2つの質問で絞ります。

  1. その語句で検索する人は、来店する人か?——「整体 資格」「整体 やり方」で調べる人は同業者や学習者です。来店意図のない語句は外します。
  2. その語句で、実際に地図が出るか?——実際に検索してみて、ローカルパック(地図枠)が表示されない語句はMEOの土俵にありません。SEO側の課題になります。

残った候補をシークレットウィンドウで検索し、今の自店の位置と、上位3店の顔ぶれをメモします。上位が大手ばかりの語句は後回し、個人店が入っている語句は勝ち筋あり、という荒い目利きで構いません。

ステップ4:優先順位を決めて答え合わせする

優先順位の付け方はシンプルです。「来店意図の強さ」×「勝てそうか」で高いものから2〜3語。最初から10語を狙うより、メニュー系の具体語句(例:池袋 骨盤矯正)で実績を作り、業種ビッグワードは後から取りに行くほうが、体感として進捗が出やすい順番です。

そして月1回、GBPパフォーマンス画面の「検索語句」を見て答え合わせをします。想定していなかった語句で表示されていれば、それは市場からのヒントです。実際、運用の現場では「選定した語句より、検索語句データから拾った語句のほうが伸びた」ということがよく起きます。選定は一度で終わりではなく、データで更新し続けるものです。

※余談ですが、当社FACTORの運用でもこの「検索語句データからの拾い直し」を毎月やっています。選定→検証のループを回す時間が取れない方は、外部に任せるのも一手です。

よくある質問

MEOのキーワードは何個くらい対策すべきですか?
計測・運用の焦点を保つなら、まず2〜3語に絞るのが現実的です。候補は10〜20個作ったうえで、来店意図の強さと勝てる見込みで優先順位を付けます。慣れてきたら、GBPの検索語句データを見ながら対象を広げていく運用がおすすめです。
検索ボリュームはどうやって調べればいいですか?
ローカルキーワードは検索ボリュームツールに数値が出ないことも多く、厳密な数字は必須ではありません。Googleのサジェスト(入力補完)に出るか、実際に検索して地図枠が出るか、競合がそのキーワードを意識しているかで、需要のあたりは十分つけられます。
キーワードをビジネス名に入れてもいいですか?
店名への地域名やキーワードの詰め込みは、Googleのガイドライン違反です。実店舗の看板等で使っている正式名称だけを登録してください。違反が確認されるとプロフィールの修正や停止のリスクがあり、得られる効果に見合いません。

まとめ

MEOのキーワード選定は、軸キーワード(業種・メニュー・悩み)を洗い出し、地域名の粒度を広げ、来店意図と地図枠の有無で絞り、優先2〜3語から始める——この4ステップで設計できます。選定した語句は施策と効果測定の基準になり、月次の検索語句データで更新していきます。まずはスタッフへのヒアリングと候補20個のリストアップから始めてください。

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F FACTOR編集部

MEO・LLMO・Web集客の支援実績 約50業界・100社超。AI×人の運用で「検索とAIに選ばれる」店舗づくりを支援しています。運営: FACTOR株式会社(東京都豊島区)