SEO・HP集客

店舗サイトの内部SEOチェックリスト
自分で診断できる15項目

公開日: 2026.07.31執筆: FACTOR編集部

あなたのお店のホームページ、スマホで開いて3秒で「何の店か・どこにあるか」がわかりますか?——内部SEOの診断は、実はこういう素朴な質問の積み重ねです。専門ツールがなくても、ブラウザと無料ツールだけで大半は確認できます。この記事では、店舗サイトの内部SEOを「質問に答えていくだけで診断できる15項目」に整理しました。1項目1〜2分、全部で30分あれば一周できます。

内部SEOとは(なぜ外部より先か)

内部SEOとは、サイトの中身と構造を検索エンジンに正しく伝わる状態に整えることです。被リンク獲得のような外部施策と違い、自分の作業だけで完結し、やれば確実に状態が良くなるのが特徴です。土台が崩れたまま外部施策や広告に投資しても効率が悪いため、順番としては内部が先です。

以下、Q&A形式で15項目。「はい」と答えられない項目が、あなたのサイトの伸びしろです。

基本の5項目:ページの看板

Q1. トップページのタブに「店名+業種+地域」が表示されていますか?
ブラウザのタブに出る文字がtitleタグです。「HOME」や店名だけなら要修正。「整体院◯◯|池袋の骨盤矯正・腰痛専門」のように、何の店かわかる形にします。

Q2. 検索結果に出る説明文(meta description)を自分で設定していますか?
未設定だとGoogleが本文から適当に抜粋します。主要ページには80〜120字で、サービスと地域を含む説明文を書きます。

Q3. 各ページに大見出し(h1)が1つだけありますか?
ページ内で右クリック→「ページのソースを表示」で「<h1」を検索。0個や複数個は構造の乱れです。

Q4. 見出しが階層になっていますか?
h2の中にh3、という入れ子が守られているか。デザイン目的で見出しタグを使っていると乱れがちです。

Q5. 画像に代替テキスト(alt)が付いていますか?
特にメニュー表や料金表を画像で載せている場合、altや本文での文字情報がないと、検索エンジンにもAIにも中身が伝わりません。

表示の5項目:スマホと速度

Q6. スマホで見て、拡大せずに文字が読めますか?
店舗サイトの閲覧は大半がスマホです。横スクロールが出る、ボタンが小さくて押せない、もアウトです。

Q7. 表示に3秒以上かかっていませんか?
無料のPageSpeed Insightsで計測できます。スコアより先に、巨大な写真をそのまま載せていないかを疑ってください。

Q8. アドレスバーに鍵マーク(https)が付いていますか?
httpのままのサイトはブラウザに「保護されていない通信」と表示され、それだけで不信感を与えます。

Q9. 存在しないページを開いたとき、専用のエラーページが出ますか?
リニューアル歴のあるサイトは、古いURLがエラーのまま放置されがちです。主要な旧URLは新ページへ転送します。

Q10. 電話番号はタップで発信できますか?
スマホで自店のサイトを開き、電話番号を押してみてください。画像や飾り文字の番号は発信できず、その場で機会を逃します。

信頼の5項目:情報の一貫性

Q11. 店名・住所・電話番号(NAP)がサイト内のどのページでも同一表記ですか?
フッターとアクセスページで表記が違う、はよくある例です。Googleビジネスプロフィールとの一致も確認します。

Q12. 営業時間・料金は最新ですか?
古い料金が残っているページは、SEO以前にクレームの火種です。

Q13. 運営者情報のページがありますか?
誰が運営しているかわからないサイトは、検索エンジンからもユーザーからも信頼されにくくなります。会社概要・院長紹介など、実在性を示すページを用意します。

Q14. LocalBusiness構造化データが入っていますか?
リッチリザルトテストという無料ツールにURLを入れると判定できます。なくても致命傷ではありませんが、あれば店舗情報が機械可読になります。

Q15. Search Consoleに登録していますか?
登録しないと、どんな検索語句で表示されているか、Googleがサイトをどう認識しているかが一切わかりません。無料なので、未登録なら今日やるべき項目です。

診断結果の直し方と優先順位

15項目すべてを一度に直す必要はありません。効果と手間のバランスで、優先順位はこうなります。

  1. 今日やる:Q15(Search Console登録)、Q10(電話タップ)、Q12(料金・営業時間の更新)。効果に対して手間が小さすぎる3つです。
  2. 今週やる:Q1〜Q2(titleと説明文)。主要5ページだけでも書き直すと、検索結果での見え方が変わります。
  3. 制作会社に相談:Q7(速度)、Q9(転送)、Q14(構造化データ)。自力で触るとサイトを壊すリスクがある項目は、無理をしないでください。

※余談ですが、この15項目の診断と修正指示書の作成は、当社FACTORがMEO運用とセットで行っている作業でもあります。「どこを直せと制作会社に伝えればいいか」だけでも整理すると、話が早く進みます。

よくある質問

内部SEOはどれくらいで効果が出ますか?
修正内容とサイトの状態によります。titleタグの改善などは数週間で検索結果の表示が変わることもありますが、順位や流入への反映には一般に1〜3ヶ月単位の時間がかかります。即効性を期待するより、土台の整備として取り組むのが正しい位置づけです。
WordPressじゃなくても15項目は確認できますか?
確認自体はどの制作ツールでも可能です。ただし修正のしやすさは環境によって異なり、古い手打ちのHTMLサイトや、既に契約が切れた制作会社のシステムでは、修正に制約が出ることがあります。その場合は修正可能な項目から着手してください。
チェックの結果、全部できていました。次は何をすべきですか?
内部の土台ができているなら、次はコンテンツ(サービス別・悩み別のページ追加)とGoogleビジネスプロフィール側の運用、口コミの蓄積です。Search Consoleの検索語句データを見て、表示されているのにクリックされていない語句からページを強化するのが効率的です。

まとめ

店舗サイトの内部SEOは、看板(title・説明文・見出し)、表示(スマホ・速度・https)、信頼(NAP統一・運営者情報・Search Console)の3つの観点、計15項目で自己診断できます。すべてを完璧にする必要はなく、まずは電話タップ・Search Console登録・料金更新の「今日できる3つ」から。30分の診断で、広告費をかける前に直すべき場所がはっきりします。

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F FACTOR編集部

MEO・LLMO・Web集客の支援実績 約50業界・100社超。AI×人の運用で「検索とAIに選ばれる」店舗づくりを支援しています。運営: FACTOR株式会社(東京都豊島区)